SwitchBot Hub 2・3・Mini、Hub 2で足りるか

リビングでSwitchBotのスマートハブを使うイメージ

リモコンを探しているうちに、エアコンの風が止まってしまう。テレビの音量を下げたいのに、ソファから立つのが少し面倒。家電が増えた家では、こうした小さな手間が一日のあちこちに挟まります。

想像してみてください。帰宅して照明をつけ、エアコンを動かし、テレビの入力を切り替える。そのたびに別のリモコンを探す暮らしと、スマホの一つの画面から呼び出す暮らし。差は派手ではありませんが、毎日触る場所ほど効いてきます。

SwitchBot Hubは、赤外線リモコン家電をアプリや連携サービスから操作できるようにし、Bluetooth機器やSwitchBot製品をMatter対応のスマートホームへ橋渡しする機器です。ただし、Hub Mini Matter対応、Hub 2、Hub 3は値段の順に機能が足されるだけではありません。センサーをどこまで使うか、Matterで連携する機器が何台になるか、家電の前まで行かずに操作したいかで、向くモデルが変わります。

迷いの中心は、価格差ではなく、何を毎日触るかです。公式の比較表と各商品ページを照合し、3モデルの差を暮らしの場面に置き直します。

  • 寝室や仕事机の家電だけをまとめたいなら、Hub Mini Matter対応
  • 温湿度や照度も使い、初めての1台で広げたいなら、Hub 2
  • 画面、ダイヤル、人感、Bluetoothリモコンまで使いたいなら、Hub 3
  • すでにHub 2が安定しているなら、欲しい機能が明確なときだけ買い替える
価格と仕様の確認日

この記事の価格は、日本公式商品ページで2026年7月17日に確認した表示価格です。セール、カート内割引、在庫によって購入時の条件は変わるため、リンク先で価格とセット内容を確認してください。Matterの連携台数は、第三者サービスへ同期できるサブデバイス数を指し、赤外線リモコンの登録台数そのものではありません。

暑い部屋で、リモコンを探す時間を減らしたい

赤外線家電をスマホで操作するイメージ

たとえば、寝室のエアコン、リビングのテレビ、書斎の照明。赤外線リモコンで動く家電なら、Hubを介してアプリから操作できます。朝の目覚まし前にエアコンを動かす、仕事の終わりに照明を落とすといった場面では、機器の多さより「リモコンを取りに行かなくてよい」ことが効きます。

3モデルとも、中心になる役割は赤外線リモコンの集約です。一方で、赤外線は壁や家具を越えて万能に届く通信ではありません。テレビ台の奥や扉の中に置くと、登録できても実際の操作でつまずくことがあります。Hubの比較は、本体の機能表だけでなく、家電の見える位置に置けるかまで含めて行うのが近道です。

SwitchBot公式のHub 3対応機器表では、テレビ、エアコン、照明、扇風機、プロジェクターなどが案内されています。家電側のリモコン方式や操作項目で対応範囲は変わるため、特殊な機器ほど購入前にHub 3の対応機器表を確認します。Hub 2やHub Miniでも、使いたい家電の型番とリモコンが対応するかを商品ページで見ておくと安心です。

先に決めるのは、家電の数より暮らし方

スマートホーム機器を比較して選ぶイメージ

3モデルの事実を、生活での意味に置き換えるとこうなります。寸法や重量は日本公式ページ、Matter連携やセンサーの比較はSwitchBot公式サポート表を基準にしています。

モデル 公式仕様で見る差 暮らしでの意味 編集判断
Hub Mini Matter対応 65×65×20mm、36g。Matterの同期は4台。温湿度・照度センサーは標準で持たない 1部屋の赤外線家電を小さくまとめやすい 安く始めたい人向け。センサーや拡張を見込むなら先にHub 2
Hub 2 80×70×23mm、63g。Matterの同期は8台。温湿度、照度、タッチ操作に対応 リモコン整理に加え、部屋の状態を自動化の条件にできる 迷ったときの基準点。家電とセンサーを一緒に始める人に合う
Hub 3 126×94×38mm、190g。Matterの同期は30台。画面、ダイヤル、人感、Bluetoothリモコンなどに対応 スマホを開かず、机上の操作や表示で家を動かせる 機能を使い切る人向け。本体の大きさと価格を許容できるかが分岐

価格の目安は、Hub Mini Matter対応が5,980円、Hub 2が9,980円、Hub 3が14,980円です。いずれも確認日の公式表示価格で、固定価格ではありません。5,000円の差を「将来の保険」として払うのか、「いま使う機能」に払うのかを決めると、比較が急にしやすくなります。

家電を数台まとめたい。温湿度も見たい。MatterでつなぐSwitchBot製品が8台以内。画面やダイヤルまでは要らない。この条件なら、Hub 2が最初の候補です。商品ページでは、現在の価格、同梱のセンサーケーブルと電源アダプター、購入時のセット内容を確認してください。カードは公式、楽天、Amazonの順に、同じHub 2を比較できるようにしています。

「いつか使うかも」でHub 3にしない

いつか機器が増える予定だけなら、まず今ある家電と自動化を書き出します。Matter連携が8台以内で、画面やダイヤルを毎日使う場面が浮かばないなら、Hub 2で不足しにくいでしょう。

センサーとMatter連携台数は、買った後に効いてくる

Matterでスマートホーム機器をつなぐイメージ

Hubの差が気になるのは、買った当日より、カーテンやロック、センサーを増やした数か月後です。公式比較表のMatter同期台数は、Hub Mini Matter対応が4台、Hub 2が8台、Hub 3が30台。これはApple HomeやGoogle Homeなどの第三者サービスへ、Hub経由で見せられるSwitchBotのサブデバイス数です。

ここで「30台」と聞いて、赤外線家電も30台までしか登録できないと受け取る必要はありません。Matter側の上限と、SwitchBotアプリで管理する赤外線リモコンの話は別です。逆に、Matterを使うにはApple HomePod mini、Google Nest、Echoなど、利用するサービス側のコントローラーも必要です。Hubだけ買えば、すべてのスマートホーム機能が単独で完成するわけではありません。

センサーも役割が違います。

  • Hub Mini Matter対応は、本体に温湿度・照度センサーを持ちません。専用センサー内蔵ケーブルで温湿度に対応できる場合がありますが、入手方法はSwitchBotアプリのサポート確認が必要です。
  • Hub 2は、温湿度センサー付きケーブルと照度センサーを使い、室温や明るさをシーンの条件にできます。
  • Hub 3は、温湿度と照度に加え、人感や天気、日時、連携したロックの状態などを画面に表示できます。CO2表示には別売のCO2モニターが必要です。

つまり、Matterの台数は「将来の広さ」、センサーは「自動化の細かさ」です。今はテレビとエアコンだけなのにHub 3を買う理由にはなりにくい一方、すでにカーテン、ロック、照明、センサーを増やす計画があるなら、台数の差を先に見ておく価値があります。

Matterの仕組みや対応製品を先に整理したい人は、SwitchBotエコシステムの組み立て方も参考になります。

Matter対応と書かれていても、すべての機器の機能が同じように第三者サービスへ出るとは限りません。使いたい製品がMatter over Bridgeの対象か、利用するコントローラーが必要かを[公式のMatter対応表](https://support.switch-bot.com/hc/en-us/articles/38979658026519-SwitchBot-Device-Matter-Compatibility)で確認してください。

Hub Miniは、1部屋を小さく始める人向け

小さなスマートハブを机に置くイメージ

Hub Mini Matter対応の良さは、機能の少なさではなく、役割がはっきりしていることです。寝室のエアコンとテレビ、仕事机の照明。まず一つの部屋だけをスマホ操作に変えたいなら、65mm角、36gの小ささと5,980円の価格が効きます。

Matter同期は4台まで。SwitchBotのカーテンやプラグなどをApple HomeやGoogle Homeへ少数だけ出したい人にも向きます。ただし、温湿度や明るさをきっかけにした自動化を本体だけで始めるモデルではありません。専用ケーブルの扱いも含め、センサー目的ならHub 2との差額を先に比較してください。

買う条件、見送る条件

買う条件は、赤外線家電が1部屋から数台、Matterへ出したい機器が4台以内、表示や物理操作が不要なことです。小さく始めて、足りない機能が見えたら買い足す考え方に合います。

見送る条件は、部屋の温湿度や照度を自動化へ使いたいこと、現在すでにMatter機器が多いこと、Hub本体でシーンを押したいことです。Hub Miniの名前だけで旧Hub Miniと判断せず、購入画面で「Matter対応」の表記を確認してください。

商品ページでは、現在の価格だけでなく、専用センサー内蔵ケーブルの扱い、電源アダプターの有無、セット内容を確認します。楽天とAmazonでは販売元やセットが変わることがあるため、同じ本体かを見比べてから選びます。

掲載商品は、価格・在庫・レビュー傾向・入手しやすさを確認して選定しています。
SwitchBot ハブミニ(Matter対応)
SwitchBot ハブミニ(Matter対応)
リサーチ日時:2026年7月17日

Hub 2は、買った後に持て余しにくい

複数のスマート家電を一つのハブにまとめるイメージ

Hub 2は、赤外線リモコン、温湿度、照度、タッチ操作を一つにまとめた4-in-1の位置づけです。センサーケーブルを窓際に垂らせば、明るさや室温をシーンの条件にできます。エアコンをつけるだけで終わらず、「暑くなったら」「暗くなったら」へ進みたい人にちょうどよい拡張です。

Hub 3ほど大きくなく、Matter同期は8台。カーテン、ロック、プラグ、センサーを少しずつ足す家庭なら、4台のHub Miniでは早めに上限を意識する可能性があります。Hub 2は安価な妥協案というより、センサーと連携を始めるための基準モデルです。

一方で、スマホや音声だけで操作が完結し、部屋の状態を自動化へ使わないなら、Hub Mini Matter対応で目的を満たせます。Hub 2を選ぶ理由は「上位だから」ではなく、温湿度・照度・タッチ操作のどれかを使うことです。購入後の置き方は、SwitchBot Hubをリビングで使う配置例もあわせて確認できます。

Hub 2で足りる人

  • リビングや寝室の赤外線家電をまとめたい
  • 温湿度や明るさをシーンの条件にしたい
  • Matterへ同期する機器が8台以内に収まりそう
  • 画面やダイヤルより、コンパクトさと価格を優先する

Hub 3を待つ人

Hub 3の画面やダイヤルを毎日使う、Bluetoothリモコンをまとめたい、9台以上のMatter機器を第三者サービスへ同期したい。このどれかが具体的なら、Hub 2を買ってから買い替えるより、先にHub 3を比較したほうが二度買いを避けやすくなります。

Hub 3は、スマホを触らず家を動かしたい人向け

画面とダイヤルのあるスマートハブを使うイメージ

Hub 3は、Hub 2の機能を大きくしただけの機種ではありません。126×94×38mm、190gの本体に画面とダイヤルを備え、4つのカスタムボタンでシーンを呼び出せます。机や棚に置く前提の存在感があるぶん、手を伸ばして操作する意味がある人に向きます。

公式比較表では、Matter同期30台、Bluetoothリモコン、赤外線のオフライン操作、人感、天気、日時、ロック状態などがHub 3側の差として挙げられています。赤外線の送信距離は公式商品ページで最大30mと案内されていますが、これは環境によって変わる最大値です。部屋をまたぐ、家具の裏へ隠すといった置き方を保証する数字ではありません。

たとえば、朝にダイヤルで照明の明るさを変え、画面で温湿度を確認し、テレビのリモコンを机上から操作する。こうした一連の動作が生活にあるなら、14,980円の差額にも使い道があります。逆に、スマホを開くことが苦ではなく、家電が数台だけなら、画面が置物になりやすいでしょう。

購入前に確認する一点は、Hub 3で操作したいBluetoothリモコンや赤外線家電の対応状況です。公式の商品ページでは、5V2A電源アダプターを含むセット内容と現在の販売条件も確認できます。カードは同じHub 3の公式、楽天、Amazonを並べています。

置き場所が決まると、設定のつまずきが減る

スマートハブの置き場所を考えるイメージ

機種を決めたら、次は置き場所です。ここを後回しにすると、設定画面では成功しているのに、実際の生活では反応しないという残念な状態になりがちです。

置く前に確認すること

  1. Hubを操作したい家電が見える方向へ置く。テレビ台の扉の中や、金属製の棚の奥は避ける。
  2. 自宅の2.4GHz Wi-Fiを確認する。SwitchBot公式のHub 3設定手順も、2.4GHz帯への接続を前提にしています。
  3. Hub 2やHub 3のセンサーケーブルは、吹き出し口、直射日光、熱を持つ機器のすぐ横に置かない。
  4. Matterを使う場合は、Apple Home、Google Home、Alexaなど利用するサービス側のコントローラーを先に用意する。
  5. 最初はエアコンかテレビを1台だけ登録し、普段座る場所から操作できるか試す。その後にシーンとMatter連携を足す。

公式の初期設定では、アプリの追加デバイスからHubを選び、Wi-Fi情報を入力します。先に家電を全部登録するより、ひとつの成功を基準に置き場所を微調整したほうが、原因を切り分けやすくなります。詳しい導入手順はSwitchBotを賃貸住宅で使うときの準備にもまとめています。

センサーケーブルは「測りたい場所」へ

Hub本体をテレビのそばに置き、センサーだけを窓際へ伸ばすと、操作と計測の役割を分けられます。ただし、窓の直射日光やエアコンの風が当たる場所では室内の代表値になりにくいため、置きたいシーンを決めてから位置を調整します。

Hub 2から買い替えるべきか、ここで線を引く

スマートホームでくつろぐ暮らしのイメージ

Hub 2からHub 3への買い替えは、機能表の差を全部買う話ではありません。いまのHub 2で困っている場面が、Hub 3のどの機能で消えるかを書けるかが判断の境目です。

買い替える条件

  • Matterへ同期したいSwitchBot機器が9台以上になった
  • 画面、ダイヤル、カスタムボタンを毎日使いたい
  • Bluetoothリモコンや、Hub 3の本体ボタンでの操作が必要
  • 人感、天気、日時、ロック状態を表示や自動化の入口にしたい
  • 家電が増え、赤外線の置き場所をHub 3の最大30m仕様も含めて見直したい

見送る条件

  • Hub 2の温湿度、照度、赤外線操作で困っていない
  • Matterの同期が8台以内で、画面やダイヤルを使う場面がない
  • 本体を大きくしたくない、または14,980円を別の機器へ回したい
  • Hub 3の新機能ではなく、単に「新しいから」という理由で迷っている

買い替えないことも、立派な選択です。現在のHub 2が安定しているなら、差額でセンサーや物理ボタンを必要な部屋へ追加したほうが、暮らしの変化を感じやすい場合があります。反対に、購入前から画面を見る場所と押すシーンが決まっているなら、Hub 3を選んだほうが買い直しを避けられます。

よくある質問

Hub MiniとHub Mini Matter対応は同じですか?

別モデルです。今回の比較対象はMatter対応版です。Apple HomeやGoogle Homeなどへつなぐ予定があるなら、商品名に「Matter対応」が含まれているかを購入画面で確認してください。

Matterの4台、8台、30台は何の数ですか?

公式比較表にある、第三者サービスへ同期できるサブデバイス数です。赤外線リモコンを4台、8台、30台しか登録できないという意味ではありません。使うMatterコントローラーと、連携したいSwitchBot製品の対応表も一緒に見ます。

Hub 3だけで部屋ごとの温湿度を測れますか?

Hub 3のセンサーが測れるのは、センサーが届く場所の値です。複数の部屋を個別に測るなら、部屋ごとのMeterなど別センサーが必要になります。画面に表示できる情報と、家全体を自動計測できることは分けて考えてください。

Wi-Fiがなくても赤外線リモコンとして使えますか?

初期設定とアプリからの操作にはWi-Fi環境が必要です。Hub 2やHub 3には公式比較表でオフライン操作に関する差がありますが、使い方や機器によって条件が変わります。外出先からの操作やMatter連携を想定するなら、安定した2.4GHz Wi-Fiを用意してください。

公式情報と購入時の確認先

価格、寸法、重量、同梱品、Matter同期台数は、2026年7月17日に各公式ページと公式サポート表を確認しました。商品リンク先では、購入時点の価格、販売元、セット内容、配送条件を確認してください。

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